”労働とは”その中身を考える。
ワークライフバランス。略してWLB。
最近本当によく聞きます。
今日電車で帰っていると、おじさんと若者が話していました。
お「ワークライフバランスで早く帰れるな。」
若「帰りやすくなってよかったですよ。」
お「残業してる人減ったもんな。」
若「でも定時で帰るからって仕事が中途半端になっていますけどね。」
お「それはしょうがない。定時で帰るのがワークライフバランスだから。」
こんな会話でした。
聞いてて「ん?」ってなりました。
私自身仕事は定時近くで帰りますが、それはあくまで
「仕事が終わったから」帰るのです。
若者の言う”中途半端”の定義がわかりませんが、仕事が終わってないなら帰っちゃだめじゃない?と思いました。
なので疑問解消のために色々考えてみました。
1.ワークライフバランスとは
私も残業を遅くまでする時もありますし、休日出勤をするときもあります。
私の正直な意見は、
「ワークライフバランスだろうが何だろうが、やらなきゃいけないことは
徹夜しようが休みがなくなろうがやるんだよ!」
って思っています。
そう考えたときに、ワークライフバランスってそもそもどんなことをする
取り組みなのか知らないなって思ったので、調べてみました。
調べた結果、私の解釈は、
「生活(家族やプライベート)の時間を充実させよう!」← ┃
↓ ┃
「生活が充実して、仕事もはかどるぞ!」 ┃
↓ ┃
「仕事がはかどって早めに終わった! ┃
今日はスキルアップのための勉強をしよう!」 ┃
↓ ┃
「勉強もしたし、仕事も充実してるな! ┃
家に帰って家族との時間を楽しむぞ!」━━━━━━━━━┃
の好循環のことを言っているのかなと思いました。
(わかりづらくてすいません。。。)
要は、
生活の時間を確保することで、生活の不安解消や休息、スキルアップ等を促し、仕事の効率を上げることで、さらに生活を充実させよう
という取り組みかな~って思いました。
2.1つ目の引っ掛かった点
では、先程のおじさんと若者の会話の何が引っ掛かったのでしょうか。
1点目は
若「でも定時で帰るからって仕事が中途半端になっていますけどね。」
です。
考えてみるとワークワイフバランスとは別の話で引っ掛かっていました。
ここは考え方が分かれると思うのですが、私の考え方は、
「給料は時間でもらっているのではなく、成果でもらっている。」
と思っています。
なので極端な話、何時間残業しようが”中途半端な仕事”で支払われる給料は”中途半端な給料”でなければならないと思います。
新入社員の時は何も成果が出せないではないか。という反論があるかと思いますが、新入社員には会社が投資(研修や講習等の教育)をしているだけです。
そしてその投資(教育)の成果を求めているのです。
採用面接等で、相手の価値を値踏みし、投資をしたいと思える学生等を採用し投資をする。
新入社員の能力が伸びれば、そこから給料以上の成果を回収。
伸びなければ、損切(昇任等の追加コストをできるだけ少なくし、ロス(クレーム等会社の損)を局限し、かつ費用対効果ができるだけよいところに異動させる。あるいはリストラ)。
会社は利益にならないお金は出しませんよ。
なので仕事にしろ研修にしろ勉強にしろ中途半端にやった時点で、
給料を満額もらう資格はないと考えています。
3.2点目の問題点
2点目は
お「それはしょうがない。定時で帰るのがワークライフバランスだから。」
です。
確かに早めに帰るのがワークライフバランスの重要な点ですが、
それでも仕事をおざなりにしてよいということではありません。
「仕事と生活どちらかをとる」という話ではなく
「仕事も生活も充実させよう」という話なのです。
なので、ワークライフバランスは仕事を犠牲にしてもよいという免罪符ではありません。
4.まとめ
なんか偉そうに言っていますが、
私もよくわかっていませんでした。
今もよくわかっていないです。
ですが、あまり意味があるものではないかなと思っています。
なぜなら、ワークライフバランスは政策の意味を理解して初めて
成り立つものだと思ったからです。
(あくまで私の個人的な感想です。)
現に
ワークライフバランスで早く家に帰ってもやることないよ。。
とか言っている人いませんか?
意味がないと思います。
ちゃんと理解して自分のものにしてから、自分に合った労働していきましょ!
じゃ~~~~~~~~~~また!!!